◆ 一旦下押しも… - 122円台継続
「短期的な過熱感」を調整する動きにて、先週末は幅広い通貨において下押す場面が見られました。
特に「日銀、指し値オペを実施せず」と報じられた直後には、ドル円は“122.435円→121.174円”と急激に押し下げられる場面も見られました。
しかし「日・米金融当局の立ち位置の違い」をテーマとする動きは根強く、“下値の堅さ”は相変わらずでした。
そしてNYタイムに入ると「米10年債利回り上昇(19年5月以来の2.50%)」に押し戻される格好で、結局は“122円台”で先週末の取引を終えています。
◆ 間もなく日柄を迎えるが…?
「年度替わり(新年度)」ともなれば、“実需絡みのドル買い”は一服しやすいと見るのが自然です。
ただ“駆け込み需要”を考えれば、まだ早いと見るのが自然です。
そして先週末の動きを踏まえれば、「短期的な過熱感」も和らいだ印象が強い…?
水準が水準ですので、“さらなる上値追い”には慎重姿勢で臨むのが妥当といえます。
それでも“戻り売り”ではなく、引き続き“押し目買い”で挑む局面と考えたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:123.499(15/12/18高値)
上値4:123.230(+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:123.000(大台)
上値2:122.645(ピボット1stレジスタンス)
上値1:122.435(3/25高値)
前営業日終値:122.119
下値1:122.000(大台)
下値2:121.767(3/25安値後の50%押し)
下値3:121.627(3/25安値後の61.8%押し)
下値4:121.384(ピボット1stサポート)
下値5:121.174(3/25安値)
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