◆ 「日米金利格差」はさらに加速… - 122円台
「上昇往き過ぎ感」への思惑は根強いものの、昨日も「日米金利格差」をテーマとする動きが維持されました。
このため“円売り”への安心感が台頭しており、主要通貨内で“最弱通貨”の座を円は維持しました。
こうして“前日高値(121.402円)”を欧州タイム序盤に突破したドル円は、NYタイム終盤には“122.407円”へと駆け上がっています。
◆ 「要人発言」も後を押すばかり…
FRB内で“ハト派”とされるカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は昨日、『22年の利上げ不要との見方を修正、現在は計7回利上げを想定』と述べました。
また同じく“ハト派”として知られているエバンス・シカゴ連銀総裁も、『0.25%ではなく、0.50%利上げも容認』とのスタンスを示しています。
一方で日銀で“ハト派”とされる片岡審議委員は、『緩和姿勢をさらに強める必要有』『円安によるマイナスは小さい』と述べています。
これが“ドル買い”と共に“円売り”も進行させるなど、冒頭で記した「日米金利格差」はさらに加速している印象があります。
◆ 「短期的な過熱感」は明白だが…?
本日は「期末を控えた週末」になりますので、“それ相応のポジション調整”は入ると見て然るべしでしょう。
また「米5月0.50%利上げ」はすでに“70%超”の確率で織り込まれていますので、なおさらと考えるのが妥当です。
それでも「日米金利格差」を鈍らせる新たな材料が跳び出さない限り…?
「短期的な過熱感」や「往き過ぎムード」は明白ですので、“さらなる上値追い”に関しては引き続き、自重すべきとは考えます。
それでも“戻り売り”で臨むよりも、まだ“押し目買い”で挑むべき局面と見た方が、妥当なのかもしれませんね。
「見誤った」と認識した後の修正は、まだ“道半ば”といったところといえそうです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:123.499(15/12/18高値)
上値4:123.360(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:123.000(大台)
上値2:122.855(ピボット1stレジスタンス)
上値1:122.627(+2σ)
前営業日終値:122.350
下値1:122.000(大台)
下値2:121.731(3/23安値後の38.2%押し)
下値3:121.513(3/23安値後の50%押し)
下値4:121.398(ピボット1stサポート)
下値5:121.295(3/23安値後の61.8%押し)
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