決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … グッドコムＡ、ＣＲＥ、アセンテック (3月14日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の3月11日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＣＲＥ <3458>
　22年7月期第2四半期累計(21年8月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比0.5％減の56.5億円となった。

▲No.3　正栄食 <8079>
　22年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比9.9％減の15億円に減り、11-4月期(上期)計画の32.5億円に対する進捗率は46.4％にとどまり、5年平均の50.7％も下回った。

▲No.4　グッドコムＡ <3475>
　22年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)の連結経常損益は2.3億円の赤字(前年同期は1.8億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3458> ＣＲＥ 　　　　東１　　 -7.39 　　3/14　　上期　　　 -0.49
<3565> アセンテック 　東１　　 -3.50 　　3/14　本決算　　　　9.24
<8079> 正栄食 　　　　東１　　 -2.93 　　3/14　　　1Q　　　 -9.92
<3475> グッドコムＡ 　東１　　 -2.91 　　3/14　　　1Q　　　　赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース