住友鉱、アサカ理研、松田産業など高い、インフレ警戒モードで金市況に先高思惑強まる◇
住友金属鉱山<5713.T>が急反発に転じているほか、アサカ理研<5724.T>、松田産業<7456.T>など貴金属リサイクルを手掛けている銘柄への買いが目立っている。世界的にインフレ警戒感が高まるなか、金先物市場への投機マネー流入が顕著となっている。前週末のニューヨーク金先物は4営業日ぶりに反落したが、2月に入ってからここまで1カ月弱で5%あまりの上昇を示している。足もとではウクライナ情勢に左右される可能性が高いが、世界的な物価上昇圧力は今回の地政学リスクが浮上する以前からのトレンドであり、中長期的に金市況の上昇は続くとの見方が強い。これが関連株への根強い物色ニーズにつながっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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