穀物価格上昇の恩恵
同社はスマートフォンやバイクのリユースサイトを手掛けるが、欧州向けの中古農機具輸出にも注力している。
昨年10月には茨城県で新センターが稼働し、EUの厳しい植物検疫規則に対応した輸出体制も整備した。
ウクライナ情勢に絡み小麦などの穀物価格が急騰しているが、ロシアは世界第3位の小麦生産国であり、ウクライナも小麦生産国としてEU向けの穀物輸出が一定の割合を占めている。
今回の地政学リスクによってロシアやウクライナからの調達難が意識され、各国が食糧確保に動くとみられ、自給自足体制の拡充や農業支援も見込まれることから同社にとって特需に繋がる可能性があると見る。
思わぬ好材料から同社株が注目されるかもしれない。
株価も綺麗に2番底形成と底打ち感もあり、また時価総額が約37億円と低いことから好材料が出た時のインパクトは大きくなりやすく、実際に昨年上記事業の発表をした際には株価は連日ストップ高の反応を見せた。
再度この材料が新たな思惑を呼んで動意づくことに期待したい。
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