西松建、イチケンなど上値指向、全体波乱相場も高配当利回りに着目した買い◇
全体相場が大幅安となるなかで、西松建設<1820.T>が小幅ながらプラス圏で推移しているほか、イチケン<1847.T>なども買い優勢の展開となるなど建設株の一角に投資資金が流れている。建設株は投資対象としてここまでマーケットの関心が薄かったセクターだが、全体相場が波乱含みとなるなかで、売り物が枯れている強みを発揮している。特に3月期末を意識して配当利回りの高い銘柄に頑強な値動きがみられる。西松建は配当利回りが5.7%、イチケンは5.3%といずれも5%台を上回っており、配当取り狙いの買いが観測される。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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