日本インシュ、今期経常を6％上方修正、配当も2円増額

　日本インシュレーション <5368> [東証２] が2月10日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.5％減の13.4億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の17.8億円→18.8億円(前期は22.2億円)に5.8％上方修正し、減益率が19.7％減→15.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.1億円→10.1億円(前年同期は13億円)に11.4％増額し、減益率が30.1％減→22.1％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の35円→37円(前期は35円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比19.3％減の4.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の16.6％→13.9％に低下した。

株探ニュース