マザーズ指数は大幅反発、米金利上昇下でのハイテク株高を好感、値上がり率トップはカラダノート

配信元:フィスコ
投稿:2022/02/09 16:24
 本日のマザーズ指数は18.17pt高の756.64ptと5日ぶりに大幅反発。8日の米株式市場でNYダウは大幅続伸。企業の好決算や新型コロナウイルス感染のピークアウト傾向を好感し堅調に推移。ハイテク・グロース(成長)株にも買いが入り、ナスダック総合指数とフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅高となった。こうした流れを引き継いでマザーズ指数はギャップアップでスタートすると、朝方は買いが先行し、752.97ptまで上昇。ただ、戻り待ちの売りが根強く、失速すると一時735.38pt(3.09pt安)
と下落に転じる場面があった。それでも、香港ハンセン指数の上昇などを支えに日経平均などが騰勢を強め27500円台に乗せると、投資家心理も改善し、マザーズ指数にも再び買いの動きが強まった。その後、時間外取引のナスダック100先物が上げ幅を広げたことも支援要因となり、マザーズ指数は上げ幅を広げ、朝方の高値を抜いて756.97ptまで上昇し、そのまま高値圏で終えた。なお、売買代金は概算で1159.45億円。騰落数は、値上がり336銘柄、値下がり69銘柄、変わらず14銘柄となった。
 個別ではメルカリ<4385>、HENNGE<4475>メドレー<4480>など主力株が全般買われ、FRONTEO<2158>やヒュウガプライマ<7133>は大幅高となり、カラダノート<4014>は連日の急伸劇となった。本日に決算発表を控えるBASE<4477>プレイド<4165>もしっかりだった。ほか、アイドマHD<7373>ケアネット<2150>、MacbeeP<7095>なども上昇。一方、ホットリンク<3680>アドベンチャー<6030>エフ・コード<9211>、CCT<4371>ペルセウス<4882>ロードスターキャピタル<3482>などが下落し、決算を発表したイノベーション<3970>ユナイテッド<2497>なども売られた。
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配信元: フィスコ

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