小田急、今期経常を2.2倍上方修正

配信元:株探
投稿:2022/02/09 13:15
 小田急電鉄 <9007> が2月9日後場(13:15)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は81.4億円の黒字(前年同期は221億円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の20億円の黒字→43億円の黒字(前期は312億円の赤字)に2.2倍上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5.4億円の赤字→17.5億円の黒字(前年同期は91.7億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は55.9億円の黒字(前年同期は1億円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の1.4%→6.8%に急改善した。

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