昭栄薬品、今期最終を一転2.3倍増益に上方修正、配当も21円増額

　昭栄薬品 <3537> [ＪＱ] が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比50.0％増の2億2500万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2億1400万円→5億3900万円(前期は2億3700万円)に2.5倍上方修正し、一転して2.3倍増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の9000万円→4億1500万円(前年同期は1億4700万円)に4.6倍増額し、一転して2.8倍増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の18円→39円(前期は18円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比68.3％増の1億0100万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.7％→2.2％に改善した。

株探ニュース