不二サッシ、今期経常を一転微増益に上方修正

　不二サッシ <5940> [東証２] が2月4日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は9.5億円の赤字(前年同期は19.1億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8.7億円→9億円(前期は8.9億円)に3.4％上方修正し、一転して0.2％増益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の2億円→1.8億円(前期は5.7億円)に10.0％下方修正し、減益率が65.0％減→68.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16億円→16.3億円(前年同期は21.6億円)に1.9％増額し、減益率が25.9％減→24.5％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は2.2億円の赤字(前年同期は6.4億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-3.8％→-1.0％に改善した。

株探ニュース