東邦化、今期経常を28%上方修正

配信元:株探
投稿:2022/02/04 14:00
 東邦化学工業 <4409> [東証2] が2月4日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の14.8億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の16億円→20.4億円(前期は14.2億円)に27.5%上方修正し、増益率が12.3%増→43.2%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.9億円→10.3億円(前年同期は13.2億円)に74.6%増額し、減益率が55.5%減→22.3%減に縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比18.8%減の4.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の4.6%→3.4%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高は、製品需要が堅調に推移していることから、前回公表予想を上回る見通しです。 利益面については、固定費が前回予想対比減少する見込みであることや、東邦化学(上海)有限公司における外貨建て債務に係る為替差益の増加により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、いずれも前回予想を上回る見通しです。※上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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