日鉄鉱、今期経常を3％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

　日鉄鉱業 <1515> が2月4日後場(13:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比70.9％増の133億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の145億円→150億円(前期は96.2億円)に3.4％上方修正し、増益率が50.6％増→55.8％増に拡大し、従来の15期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の51.1億円→56.1億円(前年同期は50.1億円)に9.8％増額し、増益率が1.9％増→11.8％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の270円→280円(前期は100円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比24.0％増の39.8億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の11.1％→9.5％に低下した。

株探ニュース