アンリツ、今期最終を一転13％減益に下方修正

　アンリツ <6754> が1月27日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比21.8％減の81.6億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の162億円→140億円(前期は161億円)に13.6％下方修正し、一転して13.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の107億円→85.3億円(前年同期は90.4億円)に20.5％減額し、一転して5.6％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比20.1％減の27億円に減り、売上営業利益率は前年同期の17.3％→14.0％に低下した。

株探ニュース