北海電、今期最終を22％下方修正

　北海道電力 <9509> が1月27日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比50.6％減の87.5億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の90億円→70億円(前期は361億円)に22.2％下方修正し、減益率が75.1％減→80.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の84.8億円の赤字→104億円の赤字(前年同期は120億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は87.2億円の赤字(前年同期は64.1億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-3.6％→-4.9％に悪化した。

株探ニュース