リョービが7日ぶり反発、21年12月期営業損益は赤字幅縮小に上振れ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/01/24 09:40
 リョービ<5851.T>が7日ぶりに反発している。21日の取引終了後、集計中の21年12月期連結業績について、営業損益が18億円の赤字から14億円の赤字(前の期17億8900万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好材料視されている。

 世界的な半導体不足や東南アジアを中心とした新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う部品の供給不足が、得意先である自動車メーカー各社の生産へ影響を与え、想定よりも受注量が減少したことで売上高は2020億円から1980億円(前の期比15.8%増)へ下振れた。ただ、原価低減や経費削減を図ったことが利益を上振れさせたとしている。なお、固定資産の減損損失を計上したことから、最終損益は6億円の赤字から44億円の赤字(前の期6億9700万円の赤字)へ大きく下振れした。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,946.0
(15:00)
-26.0
(-1.31%)