新興市場銘柄ダイジェスト:nmsは大幅に3日ぶり反落、太洋物産が大幅に5日続伸

配信元:フィスコ
投稿:2022/01/06 15:23
<8256> プロルート 150 +12
大幅に反発。21年12月27日に発行した新株予約権のうち2万9400個(発行総数の84.73%)が権利行使されたと発表している。交付株数は294万株。未行使の新株予約権は5300個となっている。大量行使で将来の株式価値の希薄化懸念が後退したとの見方から、投資資金が流入しているようだ。また、プロルート丸光株は5日に昨年来安値を記録しており、押し目買いも入っているとみられる。

<2162> nms 246 -37
大幅に3日ぶり反落。前日に急伸した反動で利益確定売りが出ている。グループのTKR(東京都大田区)が開発・製造する歯科用3Dプリンター「SPACE ART MS-125M」が新聞社主催の「十大新製品賞」で「モノづくり賞」を受賞したことなどを手掛かりに、nmsホールディングス株は5日に買いが入った。ただ、前日比で20%超も値を上げたことから、値幅取りを狙った短期筋を中心に売りが出ているようだ。

<3042> セキュアヴェ 296 +11
大幅に4日ぶり反発。子会社でセキュリティ運用プラットフォーマーのLogStare(東京都中央区)がエムオーテックス(大阪市)と技術提携したと発表している。技術提携によって、エムオーテックスの統合型エンドポイントマネジメント「LANSCOPE」が収集したクライアントPCの操作ログをLogStareのセキュリティ・プラットフォームで分析し、企業のITシステムを横断した高度なログ分析などが可能になったという。

<4572> カルナバイオ 1089 +8
4日ぶり反発。提携先である中国のバイオノバ社がBTK阻害剤AS-1763の新薬臨床試験開始の申請を中国国家薬品監督管理局に提出したと発表している。AS-1763はカルナバイオサイエンスからライセンス導入した経口投与可能な化合物。申請は中国での慢性リンパ性白血病、小リンパ球性リンパ腫、B細胞性非ホジキンリンパ腫の患者を対象とした臨床試験の実施を目的としている。

<9941> 太洋物産 1690 +291
大幅に5日続伸。株主の敷島ファーム(栃木県那須町)が臨時株主総会の招集を請求したと発表している。目的は取締役5名の選任。太洋物産は21年12月28日の定時株主総会で会社側と敷島ファームがそれぞれ提案した取締役選任案がいずれも否決され、取締役が不在の状況。太洋物産は「請求の内容を慎重に検討の上、決定次第開示する」としている。臨時総会に向け、議決権を持つ株主の利益が重視されるとの期待から買われているようだ。

<2479> ジェイテック 204 +3
大幅に反発。新規事業として「まなクル事業」を開始すると発表している。独自の人材育成カリキュラムやAI、IoT、クラウド含む最新技術に関するノウハウを基軸とし、法人から個人までを対象にした教育・就職支援サービス。スタート時の事業拠点は全国6店舗で、順次新規店舗を展開する。各店舗では地域のニーズに合わせた独自メニューのほか、スマートフォンやタブレットの使い方、アプリの使い方、経理を学べる講座などを設ける。 <ST>
配信元: フィスコ

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