<動意株・6日>(大引け)=JMC、ヒマラヤ、セキュアヴェなど
JMC<5704.T>=上値追い鮮烈。年明けからは2営業日連続でストップ高に買われる異彩人気となっていたが、きょうも目先筋の売りを吸収し全体波乱相場に逆行しての急騰を演じている。砂型鋳造を得意とする部品メーカーで、自動車業界向けを主力としており、ここ世界的に普及加速が見込まれる電気自動車(EV)関連の新星として投資資金の流入が続いている。同社はトヨタ自動車<7203.T>などとも取引関係があることから、トヨタが打ち出すEV戦略で商機が高まるとの見方がでている。会社側では「(自動車向けは)たとえ内燃機関がなくなっても当社はEV向け部品供給で収益機会は確保できる」としており、車体軽量化でアルミなどを扱う同社の活躍余地が今後広がる可能性がある。一方、業績面では21年12月期第3四半期(1~9月)時点で営業損益は5200万円の赤字だが、通期ベースでは小幅ながら黒字転換を予想しており、足もと収益改善傾向にあることもポジティブに評価されているもようだ。
ヒマラヤ<7514.T>=反発。同社は5日に12月度売上速報を発表し、既存店売上高が前年同月比4.8%増と、3カ月連続で上振れたことが好感されているようだ。全店とインターネット通販の合計では同1.5%増で、こちらは2カ月連続の上振れとなった。
セキュアヴェイル<3042.T>=4日ぶり反発。午前9時ごろ、100%子会社LogStareがネットワークセキュリティー・IT資産管理ソフトウェア「LANSCOPE」を展開するエムオーテックス(大阪市淀川区)と技術提携したと発表しており、これが好感されている。LogStareのシステム監視、ログ管理、AI予測をワンパッケージで実現する次世代のマネージド・セキュリティー・プラットフォーム「LogStare」において、LANSCOPEオンプレミス版に対応した。これにより、LANSCOPEが持つクライアントPCの操作ログをLogStare上で管理できるようになり、クライアントPCの操作とネットワーク通信の相関分析などの高度なログ分析で企業のセキュリティー対策の更なる強化が可能となるとしている。
カルナバイオサイエンス<4572.T>=4日ぶり反発。5日の取引終了後、提携先の中国バイオノバ・ファーマシューティカルズ社が、カルナバイオからライセンス導入した「AS-1763」の新薬臨床試験開始(IND)申請を中国国家薬品監督管理局に提出したと発表しており、これが材料視されている。同IND申請は、中国における慢性リンパ性白血病・小リンパ球性リンパ腫及びB細胞性非ホジキンリンパ腫の患者を対象とした臨床試験の実施を当局に申請したもの。なお、同件が業績予想に与える影響はないとしている。
インスペック<6656.T>=大幅反発。同社は半導体パッケージ基板向け外観検査装置を手掛けており、足もとの業績は旺盛な半導体需要を背景に回復色を強めている。5日取引終了後、ロールtoロール型検査装置及び高性能フラットベッド型検査装置の大型受注を獲得したことを発表した。受注総額は約6億1000万円、23年4月期に納入予定となる見通し。これがポジティブサプライズとなり、上値を見込んだ投資資金が流入した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ヒマラヤ<7514.T>=反発。同社は5日に12月度売上速報を発表し、既存店売上高が前年同月比4.8%増と、3カ月連続で上振れたことが好感されているようだ。全店とインターネット通販の合計では同1.5%増で、こちらは2カ月連続の上振れとなった。
セキュアヴェイル<3042.T>=4日ぶり反発。午前9時ごろ、100%子会社LogStareがネットワークセキュリティー・IT資産管理ソフトウェア「LANSCOPE」を展開するエムオーテックス(大阪市淀川区)と技術提携したと発表しており、これが好感されている。LogStareのシステム監視、ログ管理、AI予測をワンパッケージで実現する次世代のマネージド・セキュリティー・プラットフォーム「LogStare」において、LANSCOPEオンプレミス版に対応した。これにより、LANSCOPEが持つクライアントPCの操作ログをLogStare上で管理できるようになり、クライアントPCの操作とネットワーク通信の相関分析などの高度なログ分析で企業のセキュリティー対策の更なる強化が可能となるとしている。
カルナバイオサイエンス<4572.T>=4日ぶり反発。5日の取引終了後、提携先の中国バイオノバ・ファーマシューティカルズ社が、カルナバイオからライセンス導入した「AS-1763」の新薬臨床試験開始(IND)申請を中国国家薬品監督管理局に提出したと発表しており、これが材料視されている。同IND申請は、中国における慢性リンパ性白血病・小リンパ球性リンパ腫及びB細胞性非ホジキンリンパ腫の患者を対象とした臨床試験の実施を当局に申請したもの。なお、同件が業績予想に与える影響はないとしている。
インスペック<6656.T>=大幅反発。同社は半導体パッケージ基板向け外観検査装置を手掛けており、足もとの業績は旺盛な半導体需要を背景に回復色を強めている。5日取引終了後、ロールtoロール型検査装置及び高性能フラットベッド型検査装置の大型受注を獲得したことを発表した。受注総額は約6億1000万円、23年4月期に納入予定となる見通し。これがポジティブサプライズとなり、上値を見込んだ投資資金が流入した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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