◆ 全くの“動意薄”… - 114円後半
「株高の連鎖」は継続したものの、昨日は盛り上がりに欠ける一日でした。
“リスク選好→円売り”は目立たず、大台を控えて“上値の重さ”ばかりが目についたからです。
もっとも“114.703円”で下値は限定されているなど、“下値の堅さ”が継続しているのも事実です。
このため昨日を一言でいえば、“高止まり”というのが実感といえます。
◆ いよいよ“流動性回帰”が本格化…?
こうした中、本日よりいよいよ英連邦勢が戻ってきます。
それ相応に流動性も回帰すると見られる中では、「次なる方向性を探る」といったムードが漂うと見るのが自然です。
最も注目されるのは、昨日は否定した“仕掛け的な動き”の有無です。
“大台回復” が目前に迫る中、流動性の回帰は強力な後押し要因となってもおかしくありません。
逆に昨日同様に不在となれば、“上値の重さ”がさらに促されてもおかしくない分水嶺ともいえます。
オーダー状況を見る限り、“114.60-50円”にはドル買いオーダー、“114.80-115.00円”にはドル売りオーダーが、かなりの規模で積み上がっていると聞き及びます。
「どちらに抜けるか…?」を最大のポイントとしながら、まずは「流動性の回帰具合」を確認したいところですね。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:115.517(11/24-25高値、9/15~10/20-11/9の50%返し水準)
上値4:115.355(11/26高値)
上値3:115.182(ピボットハイブレイクアウト)
上値2:115.064(ピボット2ndレジスタンス、+2σ、大台)
上値1:114.945(12/28高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:114.817
下値1:114.703(12/28安値、ピボット1stサポート)
下値2:114.580(ピボット2ndサポート)
下値3:114.456(ピボットローブレイクアウト、+1σ)
下値4:114.271(12/27安値、日足・一目均衡表先行スパン上限、12/17~12/28の38.2%押し)
下値5:114.046(12/23安値、日足・一目均衡表基準線/転換線、週足・一目均衡表転換線、12/17~12/28の50%押し、大台)
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