アスタリスクがＳ高カイ気配、セルフレジに関する特許訴訟でファストリと和解◇

　アスタリスク<6522.T>が５００円高はストップ高となる３０１０円でカイ気配となっている。２４日の取引終了後、同社が開発し、現在はＮＩＰ（滋賀県守山市）が保有するＲＦＩＤを活用したセルフレジに関する一連の特許について、同特許を巡り係争中だったファーストリテイリング<9983.T>とＮＩＰとの間で和解が成立したと発表しており、これを好感した買いが入っているようだ。

　この和解では、ファストリは現在ＮＩＰが保有する特許が有効に存在していることを尊重し、アスタリスクとＮＩＰは同特許出願が公開される以前からファストリがＲＦＩＤを活用したセルフレジを独自に開発し使用していたものであると確認するという。ファストリは今後もユニクロやジーユー店舗において同セルフレジを展開し、アスタリスクとＮＩＰもこれまで通り特許品としての販売やサービス提供を継続していくとしている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS