アジア株は下落 オミクロン株への警戒感残る、実効再生産数がデルタ株の4倍との分析結果も

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/12/10 14:15
アジア株は下落 オミクロン株への警戒感残る、実効再生産数がデルタ株の4倍との分析結果も

東京時間14:03現在
香港ハンセン指数   24131.50(-123.36 -0.51%)
中国上海総合指数  3661.12(-11.92 -0.32%)
台湾加権指数     17837.61(-76.51 -0.43%)
韓国総合株価指数  3007.71(-21.86 -0.72%)
豪ASX200指数    7356.70(-27.76 -0.38%)
インドSENSEX30種  58540.59(-266.54 -0.45%)

アジア株は下落、週末を前に利益確定の売りに押されている。また、オミクロン株に対する警戒感も依然として残っている。オミクロン株の症状は比較的軽いとされているものの、1人の感染者が平均して何人に感染させるかを表す「実効再生産数」がデルタ株の約4倍との分析結果も出ており、冬本番にかけての感染拡大が懸念されている。
中国と欧米諸国の関係悪化も懸念材料。米国に英国、豪州、カナダが北京冬季五輪の「外交的ボイコット」を表明したほか、バイデン米政権が10日にも中国AI企業大手の商湯科技(センスタイム)を投資禁止対象に加える方針だと報じられている。

韓国株は0.72%安。前日のナスダック大幅安を受け、サムスン電子やSKハイニックスなどハイテク関連が下落している。

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