ハウテレビジョン---3Qも2ケタ増収、「Liiga」の各指標が堅調に推移

配信元:フィスコ
投稿:2021/12/09 15:44
ハウテレビジョン<7064>は8日、2022年1月期第3四半期(21年2月-10月)決算を発表した。売上高が前年同期比21.1%増の8.01億円、営業損失が0.33億円(前年同期は0.96億円の損失)、経常損失が0.34億円(同0.98億円の損失)、四半期純損失が0.35億円(同1.24億円の損失)となった。
売上高の内訳では、新卒領域が前年同期比16.8%増の6.49億円、中途領域が前年同期比44.5%増の1.63億円となった。
当第3四半期累計期間においては、既存のキャリアプラットフォーム事業において同社の事業ドメインを拡大する「西海岸プロジェクト」に取り組み、新たなスカウトサービスである「理系スカウト by 外資就活ドットコム」をリリースしたほか、理系ジョブ型オンライン企業説明会「理系学生限定 Job Discovery ONLINE」を開催した。新規CtoCサービスに関しては、引き続き精力的に開発を進めており、ユーザー同士で知恵を提供し合い「能力開花」を可能にするスキルシェアリングサービスとして「Liiga Marche(リーガ・マルシェ)」をリリースした。

当第3四半期累計期間における「外資就活ドットコム」の複数卒年会員の累計数は86,323人(前年同期比4,000人減)、累計送客数は686,209人(同46,671人減)、MAU(Monthly Active User)数は24,733人(同6,341人減)となった。前年比微減の背景として、今夏より就職活動を開始した2023年卒学生の行動パターンが、コロナ第一波の影響を受けて早期化した2022年卒学生とは変化しているためとしている。また、「Liiga」の当第3四半期末における登録会員数は64,414人(前期末比8,786人増)、当第3四半期におけるMAU数は6,455人(前年同期比79人増)、マッチング数は3,305人(同1,274人増)となった。

2022年1月期通期の業績予想については、売上高が前期比49.9%増の13.01億円、営業利益が0.10億円、経常利益が0.07億円、当期純利益が0.02億円とする期初計画を据え置いている。


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配信元: フィスコ

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