NY株式市場(2日)オミクロン株の感染拡大懸念は根強い相場環境が継続へー雇用統計を前に様子見か⁈
2日のニューヨーク株式市場でダウ平均は反発して取引が始まりそうだ。
ダウ平均は前日までの2日続落で1000ドル以上下落して下値の目処とされた一目均衡表上の雲の抵抗帯を下抜けしたほか、200日移動平均線(3万4360ドル)を割り込む水準まで下落した反動で買い戻しが先行しそうだ。取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数は、22.2万件と市場予想(24.0万件)を下回ったことも相場の底堅さにつながりそう。
ダウ平均は、寄り付きで前日の下げ分(461ドル)の半値戻し水準(3万4252ドル)が視野に入ってこよう。
ただ、米国内でも1人の感染者が確認されたオミクロン株の感染拡大に対する警戒感が根強いほか、3日に発表される雇用統計を見極めたいとの姿勢から積極的に買い上がる動きは限定的となりそうな1日となる。
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