■今後の見通し
ポエック<9264>の2022年8月期の業績は、売上高が前期比8.5%増の6,789百万円、営業利益が同24.3%増の343百万円、経常利益が同16.3%増の344百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.2%増の236百万円を予想している。2期連続して20%超の営業増益を見込む。
事業別の売上高では、環境・エネルギー事業が前期比13.2%増の4,031百万円、動力・重機等事業が同4.7%増の2,339百万円、防災・安全事業が同9.1%減の419百万円を計画している。環境・エネルギー事業におけるポンプ等の水処理機器やオゾン発生装置は安定した需要が見込まれる。熱交換器等は、期首に子会社化したマリンリバーの売上高が上乗せとなる。そして、防潮壁「SEAWALL」の確実な刈り取りと大型受注に向けた営業強化を図っていく。動力・重機等事業は、船舶市況の回復に伴い受注回復を見込む。また、船舶の排ガス規制に対応した環境配慮型製品の製造受託を強化している。防災・安全事業は、2020年8月期に引き続きコロナ禍の影響を受ける。新たな用途開発として、水素ステーション向け冷却装置としての受注獲得を推進する(詳細後述)。また、営業面でのシナジー発揮を目指し、他社とのアライアンスを積極的に検討している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
<EY>
ポエック<9264>の2022年8月期の業績は、売上高が前期比8.5%増の6,789百万円、営業利益が同24.3%増の343百万円、経常利益が同16.3%増の344百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.2%増の236百万円を予想している。2期連続して20%超の営業増益を見込む。
事業別の売上高では、環境・エネルギー事業が前期比13.2%増の4,031百万円、動力・重機等事業が同4.7%増の2,339百万円、防災・安全事業が同9.1%減の419百万円を計画している。環境・エネルギー事業におけるポンプ等の水処理機器やオゾン発生装置は安定した需要が見込まれる。熱交換器等は、期首に子会社化したマリンリバーの売上高が上乗せとなる。そして、防潮壁「SEAWALL」の確実な刈り取りと大型受注に向けた営業強化を図っていく。動力・重機等事業は、船舶市況の回復に伴い受注回復を見込む。また、船舶の排ガス規制に対応した環境配慮型製品の製造受託を強化している。防災・安全事業は、2020年8月期に引き続きコロナ禍の影響を受ける。新たな用途開発として、水素ステーション向け冷却装置としての受注獲得を推進する(詳細後述)。また、営業面でのシナジー発揮を目指し、他社とのアライアンスを積極的に検討している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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