以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年11月22日14時に執筆
日本政府が景気対策の具体案を発表してもサプライズ感は無く、日経平均は3万円付近での足踏みが続いております。一方で米FRBは急速なインフレへの対応に追われているようです。堅調な米国市場のムードが日本市場にも波及するか…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
11月10日に発表された10月の米CPIの上昇率は6.2%となりました。6%台に乗るのは31年ぶりという事で、FRBは一過性のインフレとの見方を示しつつも市場には警戒感が高まっております。米国では人手不足による賃金上昇も発生しており、実体経済でも景気が回復し始めているようです。
原油価格の高騰による景気の停滞が懸念される中、11月17日にはバイデン大統領が日・中など諸外国へ備蓄原油の放出を要請したと報道されています。せっかく業績が復調している製造業にとって、原油高による利益圧迫は早めに対処すべき問題でしょう。円安もどこまで進行するのか気になりますねぇ。
日本は米国ほどのインフレが起こる可能性は低いとしても、輸送コスト増による食料品などの値上げは個人消費に影響しそうです。アフターコロナのリベンジ消費も期待より盛り上がりに欠ける印象があります。マイナポイントや18歳以下への給付金など不評な景気対策に加えて、改めて岸田総理から大胆な財政出動があるかも注視したいです。
ドイツや韓国では新型コロナの新規感染者数最多を更新するなど、入国制限を緩和したばかりの日本でも冬に向けて感染状況がどうなるか心配です。不安材料は多いですが米国経済が好景気となれば、その影響は日本の株式市場にも伝わるはずです。相場環境が悪くても、底強い動きをしていそうな個別株を絞り込んでいきますよ。
10月25日に上方修正を発表して動意したエスイー<3423>は、11月5日の決算発表を経過して下値を切り上げております。建設用資機材の製造販売を手掛ける同社は、低位株で上値の軽さが目立ちますな。プラズマ発電事業への展開は脱炭素関連としても思惑があります。
中古厨房機器の再生販売を手掛けるテンポスHD<2751>は、9月9日の決算発表で黒字転換すると期末一括配当を2円増配して10円としました。チャート(日足)は、じわじわと上昇トレンドを形成しており12月9日の決算発表も監視です。
市場調査レポートを提供しているグローバルインフォメーション<4171>は、11月12日の決算発表後に動意しました。同社子会社が手掛けるZETA通信製品「JAZEシリーズ」が凸版印刷<7911>向けに出荷開始した事も好材料となっています。
10月15日の決算発表が好感されたティアンドエス<4055>は、11月16日には1.25円期末配当を増配すると発表しました。キオクシアから工場内システムの開発案件を受注した事や半導体工場の保守運用なども伸長している模様です。
木村化工機<6378>は高値追いが続いておりますな。化学プラントや原発関連機器を手掛ける同社は、11月17日の大引け後に工場排熱の利用によるオール電化システムを開発としたとして株価上昇に拍車をかけております。重要テーマでもあるクリーンエネルギー関連としてもトレンドを維持してくれる事に期待したいところです。
11月15日の決算発表で21年9月期を増益着地で締めくくったチェンジ<3962>は、22年9月期も9期連続で過去最高益を更新する予想です。チャート(日足)は底値から一気に反発すると75日線を上抜いており、トレンド転換となるか監視です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2021年11月22日14時に執筆
日本政府が景気対策の具体案を発表してもサプライズ感は無く、日経平均は3万円付近での足踏みが続いております。一方で米FRBは急速なインフレへの対応に追われているようです。堅調な米国市場のムードが日本市場にも波及するか…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
11月10日に発表された10月の米CPIの上昇率は6.2%となりました。6%台に乗るのは31年ぶりという事で、FRBは一過性のインフレとの見方を示しつつも市場には警戒感が高まっております。米国では人手不足による賃金上昇も発生しており、実体経済でも景気が回復し始めているようです。
原油価格の高騰による景気の停滞が懸念される中、11月17日にはバイデン大統領が日・中など諸外国へ備蓄原油の放出を要請したと報道されています。せっかく業績が復調している製造業にとって、原油高による利益圧迫は早めに対処すべき問題でしょう。円安もどこまで進行するのか気になりますねぇ。
日本は米国ほどのインフレが起こる可能性は低いとしても、輸送コスト増による食料品などの値上げは個人消費に影響しそうです。アフターコロナのリベンジ消費も期待より盛り上がりに欠ける印象があります。マイナポイントや18歳以下への給付金など不評な景気対策に加えて、改めて岸田総理から大胆な財政出動があるかも注視したいです。
ドイツや韓国では新型コロナの新規感染者数最多を更新するなど、入国制限を緩和したばかりの日本でも冬に向けて感染状況がどうなるか心配です。不安材料は多いですが米国経済が好景気となれば、その影響は日本の株式市場にも伝わるはずです。相場環境が悪くても、底強い動きをしていそうな個別株を絞り込んでいきますよ。
10月25日に上方修正を発表して動意したエスイー<3423>は、11月5日の決算発表を経過して下値を切り上げております。建設用資機材の製造販売を手掛ける同社は、低位株で上値の軽さが目立ちますな。プラズマ発電事業への展開は脱炭素関連としても思惑があります。
中古厨房機器の再生販売を手掛けるテンポスHD<2751>は、9月9日の決算発表で黒字転換すると期末一括配当を2円増配して10円としました。チャート(日足)は、じわじわと上昇トレンドを形成しており12月9日の決算発表も監視です。
市場調査レポートを提供しているグローバルインフォメーション<4171>は、11月12日の決算発表後に動意しました。同社子会社が手掛けるZETA通信製品「JAZEシリーズ」が凸版印刷<7911>向けに出荷開始した事も好材料となっています。
10月15日の決算発表が好感されたティアンドエス<4055>は、11月16日には1.25円期末配当を増配すると発表しました。キオクシアから工場内システムの開発案件を受注した事や半導体工場の保守運用なども伸長している模様です。
木村化工機<6378>は高値追いが続いておりますな。化学プラントや原発関連機器を手掛ける同社は、11月17日の大引け後に工場排熱の利用によるオール電化システムを開発としたとして株価上昇に拍車をかけております。重要テーマでもあるクリーンエネルギー関連としてもトレンドを維持してくれる事に期待したいところです。
11月15日の決算発表で21年9月期を増益着地で締めくくったチェンジ<3962>は、22年9月期も9期連続で過去最高益を更新する予想です。チャート(日足)は底値から一気に反発すると75日線を上抜いており、トレンド転換となるか監視です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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関連銘柄
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3,515.0
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3423
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3962
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4055
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