博展はもみ合い、22年3月期純利益及び配当予想を上方修正も反応薄

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/11/16 10:44
 博展<2173.T>は前日終値を挟んでのもみ合いとなっている。同社は15日取引終了後に22年3月期連結業績予想について、売上高を90億円から94億円(前期比29.3%増)へ、純利益を6億円から6億2000万円(前期は1億8900万円の赤字)へ、年間配当予想を無配から5円(同無配)へ上方修正すると発表したが、材料視するムードは限定的のもよう。営業利益4億円(同5億8700万円の赤字)の見通しは据え置いた。

 あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業損益は7300万円の赤字(前年同期は7億7200万円の赤字)となり、会社計画の2億円の赤字を上回った。リアルとデジタルを融合したハイブリッドイベントや自社スタジオを活用したオンライン配信サービスなどの提案が顧客ニーズを捉えたことで、計画を上回る見通しとなった。通期予想は上期実績を踏まえて上方修正するとしている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2173
564.0
(11/29)
+16.0
(+2.91%)