神姫バ、今期最終を4.5倍上方修正・6期ぶり最高益、未定だった配当は17.5円増配

　神姫バス <9083> [東証２] が11月12日大引け後(16:40)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は10.5億円の赤字(前年同期は26億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の5億円の黒字→22.5億円の黒字(前期は21.6億円の赤字)に4.5倍上方修正し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比7.6倍の33億円に急拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は35円(前期は17.5円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は4億円の赤字(前年同期は8.3億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-11.9％→-5.7％に急改善した。

株探ニュース