アジア株 上海株は軟調、米中首脳会談を前にバイデン大統領が中国通信機器認証禁止法案に署名

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/11/12 11:10
アジア株 上海株は軟調、米中首脳会談を前にバイデン大統領が中国通信機器認証禁止法案に署名

東京時間10:56現在
香港ハンセン指数   25469.00(+221.01 +0.88%)
中国上海総合指数  3528.80(-3.99 -0.11%)
台湾加権指数     17515.85(+63.33 +0.36%)
韓国総合株価指数  2966.35(+41.43 +1.42%)
豪ASX200指数    7455.70(+73.75 +1.00%)

アジア株は上海を除いて上昇、きのうのナスダック反発やダウ先物の上昇が好感されているもよう。

香港株は続伸、今月2日以来の高値をつけている。中国恒大集団が再び土壇場でデフォルトを回避したことで、投資家心理が改善しているもよう。また、複数の中国メディアが、中国当局は不動産引き締めを緩和しているもようと報じていることも材料視されている。そのほか、中国配車アプリの滴滴グローバルが今年中に複数のアプリを投入する準備があるとの一部報道も好感されている。
アリババは1.1%高、約1週間ぶり高値をつけている。「独身の日」ネット通販セールの11日間の取扱額が日本円で約9.6兆円に上り、過去最高を記録したと発表した。

上海株は軟調。バイデン米大統領が11日、安全保障を脅かすとして、ファーウェイやZTEを含む中国企業5社を対象とした認証禁止法案に署名、同法案が成立した。中国側の反発は必至と見られ、15日に予定されている米中首脳会談を前に両国間の緊張が高まりつつある。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)