やまびこが３日続落、２１年１２月期業績予想及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感

　やまびこ<6250.T>は３日続落している。１０日の取引終了後、２１年１２月期連結業績予想について、売上高を１３６０億円から１４００億円（前期比６．１％増）へ、営業利益を８５億円から９０億円（同６．７％減）へ、純利益を６１億円から６８億円（同２．５％増）へ、年間配当予想を３８円から４１円（前期は４０円）への上方修正を発表したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

　主力の小型屋外作業機械事業において北米や欧州での在宅時間の増加を背景に需要が引き続き好調に推移していることにより、売上高は増加する見込み。各利益は販売数量の増加や為替が想定よりも円安に推移したことにより、会社計画を上回る見通しとした。

　あわせて発表した２１年１２月期第３四半期累計（１～９月）連結営業利益は９８億３８００万円（前年同期比０．６％増）だった。

出所：MINKABU PRESS