タカラトミーは続落、上期営業利益3.2倍と大幅増益も織り込み済み

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/11/10 10:41
タカラトミーは続落、上期営業利益3.2倍と大幅増益も織り込み済み  タカラトミー<7867.T>が続落している。9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高770億1400万円(前年同期比21.9%増)、営業利益59億3500万円(同3.2倍)、純利益52億4800万円(同10.2倍)と大幅増益となったものの、織り込み済みとの見方が強いようだ。

 定番玩具が堅調だったほか、「デュエル・マスターズ」「ポケモンメザスタ」「パウ・パトロール」などが好調に推移。また、7月に発売した液晶画面の中のキャラクターと直接触れ合っているかのように遊べる新触感液晶玩具「ぷにるんず」も寄与した。更に、昨年10月に米国の独立系玩具会社ファット・ブレイン・グループを買収した影響やプロダクトミックスの改善などによる売上総利益率の増加も寄与した。

 なお、22年3月期通期業績予想は、売上高1550億円(前期比9.8%増)、営業利益80億円(同13.0%増)、純利益65億円(同20.9%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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