<注目銘柄>=タカラトミー、大型ヒット不在でも好業績の地力に注目
タカラトミー<7867.T>は、9月17日につけた年初来高値更新から更なる上値を目指しそうだ。
同社はここ数年、大型ヒット商材不在の状況が続くが、それでも22年3月期は営業利益80億円(前期比13.0%増)と好業績を見込む地力の強さに注目したい。9日に発表した上期決算では、コロナ禍のため「キデイランド」「トミカ・プラレールショップ」などの小売事業、「トミカ博・プラレール博」などのイベント事業で影響を受けたものの、YouTubeやツイッターなどのSNSを活用した効率的なマーケティング施策が奏功。また、トミカ、プラレールなどの定番商品が堅調に推移しているほか、「デュエル・マスターズ」「ポケモンメザスタ」「パウ・パトロール」などが好調。更に7月に発売した液晶画面の中のキャラクターと直接触れ合っているかのように遊べる新触感液晶玩具「ぷにるんず」も寄与し、営業利益は59億3500万円(前年同期比3.2倍)となった。
こうした効率的なマーケティング施策を取りながら、定番商品を中心に安定的に収益を拡大させるトレンドは下期以降も持続する見通し。年末商戦や第4四半期の動向が不透明なため、通期予想は据え置かれているが、営業利益で進捗率は74%に達しており、上方修正の公算は大きい。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社はここ数年、大型ヒット商材不在の状況が続くが、それでも22年3月期は営業利益80億円(前期比13.0%増)と好業績を見込む地力の強さに注目したい。9日に発表した上期決算では、コロナ禍のため「キデイランド」「トミカ・プラレールショップ」などの小売事業、「トミカ博・プラレール博」などのイベント事業で影響を受けたものの、YouTubeやツイッターなどのSNSを活用した効率的なマーケティング施策が奏功。また、トミカ、プラレールなどの定番商品が堅調に推移しているほか、「デュエル・マスターズ」「ポケモンメザスタ」「パウ・パトロール」などが好調。更に7月に発売した液晶画面の中のキャラクターと直接触れ合っているかのように遊べる新触感液晶玩具「ぷにるんず」も寄与し、営業利益は59億3500万円(前年同期比3.2倍)となった。
こうした効率的なマーケティング施策を取りながら、定番商品を中心に安定的に収益を拡大させるトレンドは下期以降も持続する見通し。年末商戦や第4四半期の動向が不透明なため、通期予想は据え置かれているが、営業利益で進捗率は74%に達しており、上方修正の公算は大きい。(仁)
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