パイオラック、今期経常を一転3％減益に下方修正

　パイオラックス <5988> が11月9日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.0倍の35.2億円に急拡大し、従来予想の30億円を上回って着地。
　しかしながら併せて、通期の同利益を従来予想の62億円→53億円(前期は54.4億円)に14.5％下方修正し、一転して2.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比62.5％減の17.7億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比18倍の15.3億円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-3.0％→10.3％に急改善した。

株探ニュース