ビーマップ、上期経常を赤字拡大に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/11/04 16:30
 ビーマップ <4316> [JQG] が11月4日大引け後(16:30)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の5000万円の赤字→9600万円の赤字(前年同期は5300万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
 なお、通期の経常利益は従来予想の6000万円(前期は5900万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 現時点における決算集計並びに事業進捗状況等を踏まえて、第2四半期連結累計期間(以下「中間期」)の連結業績予想を修正するものであります。当中間期におきましては、ソリューション事業を除く各事業分野において前年同期比で減収減益となる見込みです。特に、モビリティ・イノベーション事業において、第1四半期末において株式会社ジェイアール東日本企画向けの時刻表や経路探索技術の提供が終了したことにより、私鉄向けアプリ開発などで部分的にはカバーしたものの前期実績には届かない見込みです。また、ワイヤレス・イノベーション事業においては、運用・保守等は予定通り進捗しておりますが、新規構築案件の減少により前期を下回る見込みです。ソリューション事業においては、前期より引き続き自治体・事業会社向けのIgniteNETなどハードウェア販売が伸長し前期を上回る見込みです。全体として売上高・売上総利益が減少する見込みであり、これにより営業損失も当初見込みを上回る見込みです。また、上記のとおり特別損失を計上するため、親会社株主に帰属する四半期純利益も損失が拡大する見込みです。今後の見通し2022年3月期の通期業績予想につきましては、2021年5月13日に発表した数値を据え置きとしております。当中間期においては、売上高、営業利益(損失)とも前期を下回りましたが、今後、第4四半期を中心にワイヤレス・イノベーション事業での構築案件、ソリューション事業でのO2O2O、MMSサービスの積上げと、ソリューション事業での新規サービスの追加により、第4四半期において黒字回復するよう取り組んでおります。特に、中間期までに好調であったソリューション事業における自治体・事業会社向けのIgniteNETなどハードウェア販売は今後も好調を見込んでおり、一層強化してまいります。加えて、人員の成長分野へのシフトとともに固定費の削減に努めることで、通期での業績予想達成を目指します。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいております。(注)2022年3月期第2四半期決算短信は、2021年11月8日に発表する予定です。
配信元: 株探

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