ニッタ、今期経常を30%上方修正・4期ぶり最高益、配当も15円増額

配信元:株探
投稿:2021/11/01 15:00
 ニッタ <5186> が11月1日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の92億円→120億円(前期は59.1億円)に30.4%上方修正し、増益率が55.7%増→2.0倍に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の54億円→74億円(前年同期は20.4億円)に37.0%上方修正し、増益率が2.6倍→3.6倍に拡大し、4期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→85円(前期は70円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期(累計)連結業績予想は、売上高は概ね計画の範囲内で推移しておりますが、営業利益につきましては、売上構成比の変動や原価低減、経費の抑制などにより、前回発表予想を上回る見込みです。経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、持分法適用会社の業績が堅調に推移しており、前回発表予想を上回る見込みです。 通期連結業績予想は、売上高は概ね計画の範囲内で推移する見込みです。営業利益につきましては、第2四半期(累計)までの基調が持続すると見込んでいますが、原材料価格の高騰や物流費上昇の影響が懸念されます。経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、引き続き持分法適用会社の業績が堅調に推移すると見込んでいます。以上のことから通期連結業績予想を上記のとおり修正いたします。

  当社では、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして位置づけ、企業体質の強化・充実を図りつつ、業績に応じた適正な利益配分を行うことを基本方針としております。また、新中長期経営計画『SHIFT2030』のフェーズ1(2022年3月期~2025年3月期)の期間においては、この基本方針を維持しつつ、連結配当性向30%を目安に、安定的かつ着実な配当を継続的に実施することとしております。この配当方針及び今回の業績予想の修正を踏まえ、上記のとおり配当予想を修正いたします。※上記の予想は、本資料の発表日現在において当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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