バイタルＫＳ、上期経常を24％上方修正

　バイタルケーエスケー・ホールディングス <3151> が10月29日大引け後(16:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の19億円→23.5億円(前年同期は4.3億円)に23.7％上方修正し、増益率が4.4倍→5.4倍に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の42億円(前期は6.9億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　医薬品卸売事業におきましては、前期は新型コロナウイルス感染拡大の影響による患者の受診抑制や手術等の治療延期により医薬品の需要が大きく減少しましたが、当連結累計期間では、新型コロナ禍以前の水準には及ばないものの、当社予想を上回る回復をしております。また、新型コロナ関連商品の販売やレンタルが好調に推移いたしました。その結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前回予想を上回る業績予想となりました。　なお、2022年3月期通期（2021年４月１日～2022年３月31日）の業績予想につきましては、第3四半期以降の新型コロナの影響を予想するのが困難であるため、現時点での修正はありません。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、 様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。