ビジ太田昭、今期税引き前を一転8%増益に上方修正・最高益、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2021/10/28 16:00
 ビジネスブレイン太田昭和 <9658> が10月28日大引け後(16:00)に業績・配当修正(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期の連結税引き前利益を従来予想の21億円→25億円(前期は23.1億円)に19.0%上方修正し、一転して8.1%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結税引き前利益も従来予想の8.5億円→12億円に41.2%上方修正した。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の32円→34円(前期は30円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  期初の業績予想時におきましては、新型コロナウイルス感染症対策の整った一部の企業で投資再開の動きがあるものの、多くの企業においては感染拡大状況を見ながらの対応となり、当社グループの主力である会計システムへの投資についても、潜在的なシステム投資ニーズはあるものの投資決定に至るプロセスが長期化しておりました。このような環境下で、当社グループでは、低採算事業への対応や不調プロジェクトの対策を徹底し利益率の改善に努めてまいりました。これらの対応が一定の成果をあげつつあることに加え、当初第3四半期以降に回復に向かうと想定しておりました投資も、世界的にワクチン接種が進むなどした結果、想定より速いペースで回復してきたことや、情報セキュリティ分野が予想以上に伸長したことも業績予想の改善に寄与しております。 その結果、2021年6月28日に公表した業績予想を上回る見通しになったため、2022年3月期 第2四半期累計期間及び2022年3月期 通期の連結業績予想を上記の通り修正いたします。 当社は、株主の皆様への安定的な利益配当を基本に、業績に基づく株主の皆様への利益還元と財務体質強化のための内部留保を総合的に勘案して配当を実施しております。今回、2022年3月期 通期の連結業績予想を修正するにあたり、この方針に基づき、当期の期末配当金について2円増配し、1株につき18円とさせていただく予定です。(注)業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しています。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2,120.0
(15:30)
-23.0
(-1.07%)