ヨシタケ、上期経常を85%上方修正・13期ぶり最高益、通期も増額、配当も4円増額

配信元:株探
投稿:2021/10/28 15:10
 ヨシタケ <6488> [JQ] が10月28日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3.2億円→5.9億円(前年同期は3.1億円)に85.3%上方修正し、増益率が3.2%増→91.3%増に拡大し、13期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の8.3億円→10.7億円(前期は7.7億円)に28.9%上方修正し、増益率が6.8%増→37.7%増に拡大し、15期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 同時に、期末一括配当を従来計画の17円→21円(前期は1→2の株式分割前で30円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当第2四半期累計期間の業績(連結・個別)につきましては、国内はコロナ禍におきましてもテレビ会議による客先対応など、非対面型営業を引き続き積極的に推進いたしました結果、売上は好調に推移しました。輸出においても中国やその他の東アジア地域、北米地域での販売を大きく伸ばし、販売活動全体として好調に推移しました。また、連結子会社ヨシタケ・ワークス・タイランドを中心に生産の効率化、工数低減やコスト削減を徹底したことにより利益面でも改善し、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前回予想を上回る見込みとなりました。 通期の業績(連結・個別)につきましては、新型コロナウイルス感染症が経済活動に与える影響が不透明な中、当第2四半期累計期間の動向を踏まえ、前回発表予想を上回る見込みとなりました。今後の景気動向を注視し業績予想の見直しが必要になった場合には速やかに開示することといたします。

  2022年3月期の期末配当予想につきましては、当初1株当たり17円00銭としておりましたが、通期業績予想を上方修正することに伴い、1株当たり21円00銭と修正いたします。当社は株主に対する配当額の決定は最重要政策のひとつと考えており、基本的には利益に対応して配当性向30%以上を目標に配当額を決定する方針であります。株主の皆様におかれましては何卒ご理解を賜りますようお願いいたします。※上記に記載した業績予想および配当予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績および配当額は今後の様々な要因によって上記予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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