寺岡製、上期経常が黒字浮上で着地・7-9月期も黒字浮上

　寺岡製作所 <4987> [東証２] が10月28日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は2億円の黒字(前年同期は4.4億円の赤字)に浮上したが、通期計画の4.8億円に対する進捗率は42.5％にとどまり、5年平均の50.6％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比60.2％減の2.7億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は1.3億円の黒字(前年同期は1.7億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-3.1％→1.5％に大幅改善した。

株探ニュース