【新興国通貨】22日の利上げ以降、ルーブル買いの流れ続く～ロシアルーブル

【新興国通貨】22日の利上げ以降、ルーブル買いの流れ続く～ロシアルーブル

　ロシア中央銀行は22日、政策金利を一気に0.75％ポイント引き上げ、6.75％から7.50％とした。市場の予想は0.25％の利上げ見通しが大勢となっていた。また、声明で今後数会合で追加利上げの可能性に言及しており、金利上昇期待が強まる格好となった。利上げ自体は6会合連続、利上げ幅は7月に一気に1％ポイント引き上げて以来の大きさ。

　ドルルーブルはこの発表を受けて一気にルーブル買いに。71.10前後から69.80台まで急落し、その後70.50前後まで戻してのもみ合いに。週明けはもう一段のルーブル買いが広がり、昨日海外市場で69.80割れ。その後も安値圏推移が続いている。
　
　対円でもルーブル買い飲動きがかなり優勢に。先週の利上げ前には1円60銭ちょうど近くでの推移となっていたが、1円62銭台半ばまで空頭。
その後1円61銭台半ば前後でのもみ合いを経て、円売りの動きもあって1円63銭台まで。

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