日本株の絶好の仕込み場が到来？【西村剛】

米国株は好調です・・・

米国ダウ指数はザラ場ベースで高値更新、SP500も高値更新と上昇トレンドが続いています。企業の好決算発表が好感され、株式に資金が流れ込んでいる状況です。出遅れているナスダック指数も高値まであと1.2％となっており、特段大きな悪材料が発生しなければ高値を更新するのではないかと期待しています。

このように米国株は好調な一方、日本株はパッとしません。米国株高を受けて寄り付きこそ強いものの引けにかけてずるずると下落。こんな傾向が続いています。

日本市場においては、
・企業の中間決算発表
・衆議院選挙
が控えており、積極的な買い手が不在のなか、じりじりと戻り売りに押される展開が続いています。おそらくこの流れは選挙が終わる月末まで続くのではないかと考えおり、当面は今のようなパッとしない相場が続きそうです。

ただ、見方を変えればここから株価が下落する局面は絶好の押し目買いのチャンスかもしれません。

米国株が高値更新するなか、日本株が下落すればどこかのタイミングで見直し買いが入る可能性が高いでしょう。中国の恒大集団のデフォルトによる急落のシナリオはありますが、それ以外の材料ならばそれほど大きな下落にはなりにくく、絶好の押し目買いのチャンスになるかもしれません。

今は次のトレンド発生に備えしっかりと準備しておくタイミングです。株価が上がっても下がっても大丈夫なようにしっかりと今のうちに戦略を考えておきましょう。