アルインコが反発、上期営業利益は6%減も純利益は特別利益計上などで24%増

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/10/21 09:19
 アルインコ<5933.T>が反発。同社は20日取引終了後、22年3月期第2四半期累計(3月21日~9月20日)連結売上高が267億1400万円(前年同期比6.0%増)、営業利益が9億2200万円(同5.5%減)、純利益が7億4700万円(同24.1%増)で着地したと発表しており、これが材料視されている。

 22年3月期通期業績予想は、売上高560億3000万円(前期比5.0%増)、営業利益29億9000万円(同17.0%増)、純利益20億1000万円(同20.8%増)の従来見通しを据え置いた。

 売上高はコア事業である仮設機材の製造・販売とレンタル事業の回復により、前年同期を上回った。営業利益は国際的な商品市況の影響を受けて鋼材やアルミなどの原材料価格が上昇し続けたことに加え、円安や海上運賃などの海外仕入れに関するコストが増加したことが影響し、前年同期を下回った。一方、純利益は政策保有株式の一部売却による特別利益を計上したことや法人税などの減少によって、前年同期を上回ったとしている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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