日金属は約8カ月半ぶりの高値水準、「ZA系新マグネシウム合金圧延材」を開発
日本金属<5491.T>はマドを開けて急騰し、2月3日以来約8カ月半ぶりの高値水準となっている。同社はきょう寄り前に、産業技術総合研究所(東京都千代田区)、不二ライトメタル(熊本県長洲町)との共同研究により、優れた室温成形性と強度、高い熱伝導率を有する「ZA系新マグネシウム合金圧延材」を開発したと発表しており、材料視されている。
これまでのマグネシウム合金圧延材の室温成形性はアルミ合金と比較して低く、プレス成形に際しては、加工する圧延材と金型を200~300度Cに加熱する必要があった。これに対し、開発した「ZA系新マグネシウム合金圧延材」は、MgZn系合金に特定元素を微量に添加して結晶の配向を制御するとともに、実用的な強度を付与した合金で、アルミ合金並みの室温張出し成形性を発揮するとしている。また、アルミダイカスト材を超える熱伝導率を示すことから、大量の熱を発生する5G機器やモバイルIT機器、電動化や自動運転化によって搭載量の増加が見込まれる、熱対策が必要な車載電子機器への使用に好適な材料として期待されている。
出所:MINKABU PRESS
これまでのマグネシウム合金圧延材の室温成形性はアルミ合金と比較して低く、プレス成形に際しては、加工する圧延材と金型を200~300度Cに加熱する必要があった。これに対し、開発した「ZA系新マグネシウム合金圧延材」は、MgZn系合金に特定元素を微量に添加して結晶の配向を制御するとともに、実用的な強度を付与した合金で、アルミ合金並みの室温張出し成形性を発揮するとしている。また、アルミダイカスト材を超える熱伝導率を示すことから、大量の熱を発生する5G機器やモバイルIT機器、電動化や自動運転化によって搭載量の増加が見込まれる、熱対策が必要な車載電子機器への使用に好適な材料として期待されている。
出所:MINKABU PRESS
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