モリトは朝高後冴えない動き、21年11月期営業利益及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/10/15 14:27
 モリト<9837.T>は朝高後冴えない動きとなっている。14日の取引終了後、21年11月期の連結業績予想について、営業利益を13億円から15億5000万円(前期比81.0%増)へ、純利益を7億円から10億5000万円(同2.2倍)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を9円から11円に引き上げたが、材料出尽くしとの見方が強い。

 売上高は430億円(同5.6%増)の従来見通しを据え置いたものの、利益率向上を重視した不採算事業の見直しや外部委託倉庫から自社倉庫への在庫移転による物流費の削減など継続的なコスト改善が奏功する。また、資産効率の向上という観点から、政策保有株式の売却を進めている方針であることも寄与する。なお、年間配当は20円となり、前期実績に対しては2円の増配になる予定だ。

 同時に発表した第3四半期累計(20年12月~21年8月)決算は、売上高318億200万円(前年同期比6.2%増)、営業利益11億400万円(同2.6倍)、純利益7億5700万円(同4.5倍)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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