株式会社NSD(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 今城 義和、東証1部 9759)は、当社が開発した遠隔健康支援サービス「CAReNA(カレナ)」を通じて、タイの感染症対策事業を支援しています。海外での新型コロナウイルス感染症対策の事例として、背景や支援内容についてお知らせいたします。
■ 背景
タイでは、バンコクを中心に、今年7月から第3波といわれる新型コロナウイルスの感染急拡大・感染者の増加により、医療の逼迫に対する懸念が強まりました。これに対応するため、タイ保健省は7月中旬に「Home Isolationプログラム」の導入を決定しました。同プログラムは、無症状や軽症の感染者に自宅療養を要請するプログラムで、公的な保健機関の監督のもとに実施されています。患者は14日間の隔離期間中、自宅にいながら医師の管理下に置かれ、日々の健康状態を報告し、医師がこれをフォローします。同時に「Community Isolationプログラム」も実施され、病床が逼迫する自治体は臨時の隔離病棟を学校、体育館、ホール、寺院などに設置することを求められました。
また、首都バンコクに隣接し水産加工工場などが多く立地するサムット・サコーン県では、昨年末から工場従業員を中心に断続的に大規模クラスターが発生しているため、同じく7月に県知事が一定規模以上の県内工場に対して、感染患者従業員用の隔離施設設置を義務付けるFactory Accommodation Isolation(FAI) を発動しました。
■ 支援内容
こうした状況を受け、当社では遠隔健康支援サービス「CAReNA(カレナ)」のアプリを通じて、サムット・サコーン県を中心に複数の病院を運営するVichaivej病院グループと連携し、タイ保健省や地方政府が実施するコロナ感染症対策を支援することといたしました。タイ保健省のガイドラインに沿って、アプリの改修を行い、日々の健康状態把握のために必要な機能を組み込みました。
8月からアプリを提供し、9月には多くの感染者情報が患者から病院側に連携されました。サムット・サコーン県に立地する工場では多くのミャンマー人労働者も働いていることから、病院側から患者側へ発信する情報はタイ語に加えてミャンマー語が併記されるなど、アプリならではの利便性が発揮されています。また、自宅と違う場所での14日間の隔離で患者が動揺しないよう、説明や励ましの言葉の発信も多くみられています。
こうした事例から、感染症蔓延の状況下では、非接触での対応を可能とするアプリの活用が有用であることを改めて認識できました。
■ Factory Accommodation Isolation(FAI)の様子
足元では、幸いなことにタイのコロナ第3波も収まりつつあります。当社は、アプリを使った遠隔健康支援サービスの取り組みをタイにおいて継続し、コロナ感染症の次の波に備え、「CAReNA(カレナ)」を通した遠隔での感染症対策支援にも積極的に取り組んで参ります。
■ 遠隔健康支援サービス「CAReNA(カレナ)」について
「CAReNA」は健康経営施策推進のプラットフォームで、利用者は自身のスマートフォンにアプリをインストールして利用します。
「CAReNA」は種々の健康施策の活性化を図るとともに、効果分析に必要な情報を収集することができます。また、リスク者向けには、医療機関と連携した生活習慣病予防/ロコモ予防を目的とした個別運動指導サービス(メディカルフィットネス)や、生活習慣と血糖トレンドを見える化して行動変容を促すサービスも提供しております。
詳細は、https://www.products.nsd.co.jp/service/carena/をご覧ください。
■ Vichaivej病院グループ(Srivichai Vejvivat Public Company Limited)概要
設 立 :1993年
本 社 :タイ サムットサーコーン県
代 表 者 :Vichai Vanadurongwan
U R L :https://www.vichaivej.com
運営病院 : Vichaivej International Hospitals (Omnoi、Nongkhaem、Samuttsakhon、Yeakfaichai)
上 場 :タイ証券取引所
以 上
【お問合せ先】
株式会社NSD ASEAN事業担当
TEL 03-3257-1095 E-Mail support_wellness@nsd.co.jp
■ 背景
タイでは、バンコクを中心に、今年7月から第3波といわれる新型コロナウイルスの感染急拡大・感染者の増加により、医療の逼迫に対する懸念が強まりました。これに対応するため、タイ保健省は7月中旬に「Home Isolationプログラム」の導入を決定しました。同プログラムは、無症状や軽症の感染者に自宅療養を要請するプログラムで、公的な保健機関の監督のもとに実施されています。患者は14日間の隔離期間中、自宅にいながら医師の管理下に置かれ、日々の健康状態を報告し、医師がこれをフォローします。同時に「Community Isolationプログラム」も実施され、病床が逼迫する自治体は臨時の隔離病棟を学校、体育館、ホール、寺院などに設置することを求められました。
また、首都バンコクに隣接し水産加工工場などが多く立地するサムット・サコーン県では、昨年末から工場従業員を中心に断続的に大規模クラスターが発生しているため、同じく7月に県知事が一定規模以上の県内工場に対して、感染患者従業員用の隔離施設設置を義務付けるFactory Accommodation Isolation(FAI) を発動しました。
■ 支援内容
こうした状況を受け、当社では遠隔健康支援サービス「CAReNA(カレナ)」のアプリを通じて、サムット・サコーン県を中心に複数の病院を運営するVichaivej病院グループと連携し、タイ保健省や地方政府が実施するコロナ感染症対策を支援することといたしました。タイ保健省のガイドラインに沿って、アプリの改修を行い、日々の健康状態把握のために必要な機能を組み込みました。
8月からアプリを提供し、9月には多くの感染者情報が患者から病院側に連携されました。サムット・サコーン県に立地する工場では多くのミャンマー人労働者も働いていることから、病院側から患者側へ発信する情報はタイ語に加えてミャンマー語が併記されるなど、アプリならではの利便性が発揮されています。また、自宅と違う場所での14日間の隔離で患者が動揺しないよう、説明や励ましの言葉の発信も多くみられています。
こうした事例から、感染症蔓延の状況下では、非接触での対応を可能とするアプリの活用が有用であることを改めて認識できました。
■ Factory Accommodation Isolation(FAI)の様子
足元では、幸いなことにタイのコロナ第3波も収まりつつあります。当社は、アプリを使った遠隔健康支援サービスの取り組みをタイにおいて継続し、コロナ感染症の次の波に備え、「CAReNA(カレナ)」を通した遠隔での感染症対策支援にも積極的に取り組んで参ります。
■ 遠隔健康支援サービス「CAReNA(カレナ)」について
「CAReNA」は健康経営施策推進のプラットフォームで、利用者は自身のスマートフォンにアプリをインストールして利用します。
「CAReNA」は種々の健康施策の活性化を図るとともに、効果分析に必要な情報を収集することができます。また、リスク者向けには、医療機関と連携した生活習慣病予防/ロコモ予防を目的とした個別運動指導サービス(メディカルフィットネス)や、生活習慣と血糖トレンドを見える化して行動変容を促すサービスも提供しております。
詳細は、https://www.products.nsd.co.jp/service/carena/をご覧ください。
■ Vichaivej病院グループ(Srivichai Vejvivat Public Company Limited)概要
設 立 :1993年
本 社 :タイ サムットサーコーン県
代 表 者 :Vichai Vanadurongwan
U R L :https://www.vichaivej.com
運営病院 : Vichaivej International Hospitals (Omnoi、Nongkhaem、Samuttsakhon、Yeakfaichai)
上 場 :タイ証券取引所
以 上
【お問合せ先】
株式会社NSD ASEAN事業担当
TEL 03-3257-1095 E-Mail support_wellness@nsd.co.jp
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