トヨタ、日産自など自動車株への買い目立つ、円安が進み1ドル=112円台に◇
トヨタ自動車<7203.T>、日産自動車<7201.T>、ホンダ<7267.T>など自動車株に買いが集まっている。テーパリング前倒しの思惑などを背景に米長期金利の上昇が顕著となっている。前週末時点で米10年債利回りは1.6%台を上回ってきたが、これに伴う日米金利差拡大がドル買い・円売りの動きを誘発し、足もとでは1ドル=112円台前半まで円安が進んでいる。これを受けて輸出採算向上が見込まれる自動車セクターの株価には追い風となっている。一方、半導体不足などによるサプライチェーンリスクや中国景気の減速懸念が重荷となっており、上値では戻り売り圧力も観測される。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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