新興市場銘柄ダイジェスト:放電精密は大幅に6日ぶり反落、ディーエムソリュがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2021/10/06 15:55
<7779> サイバーダイン 418 0
朝高後、値を消す展開。日本医療研究開発機構(AMED)が公募した「医工連携イノベーション推進事業(開発・事業化事業)」で、CYBERDYNEの「LED光源方式光音響イメージング技術を用いた画像診断装置に関する開発・事業化」が補助対象事業として採択されたと発表している。補助金額は計1.038億円の予定で、期間は24年3月末まで。安全なLEDを採用することで臨床現場で活用可能な光音響イメージング装置を開発し、事業化を目指す。

<6469> 放電精密 884 -125
大幅に6日ぶり反落。22年2月期の営業損益を従来予想の4.00億円の黒字から5.00億円の黒字(前期実績5.65億円の赤字)に上方修正している。放電加工・表面処理セグメントで想定を上回る原価低減が図られたほか、費用低減などが進んだため。第2四半期累計(21年3-8月)も2.71億円の黒字(前年同期実績2.00億円の赤字)と会社計画(1.79億円の黒字)を上回ったが、これまでの連騰を受けて材料出尽くし感が広がり、売られているようだ。

<7855> カーディナル 953 +99
大幅に反発。山田マーケティング(大阪市)によるマネジメント・バイアウト(MBO、経営陣による自社買収)の買付価格が1株につき851円から955円(前日終値は854円)に引き上げられたと発表している。買付期限も5日から19日に延長された。筆頭株主となったブラッククローバーリミテッド(所有割合18.34%)との協議に基づく措置。カーディナル株は上場廃止となる予定。

<1431> リブワーク 882 +10
大幅に4日ぶり反発。21年7-9月の戸建住宅事業について、受注棟数が前年同期比156%(速報)、受注金額が同179%(同)になったと発表している。少人数のチーム単位での行動管理を的確に行えるようになったことが奏功し、受注数が増加した。ユーチューブチャンネルの効果で見込み客の自社ファン化が進んだことも受注率の上昇に寄与した。4-6月(受注棟数191%、受注金額224%)に続く好業績が投資家から評価されているようだ。

<6549> ディーエムソリュ 1305 +300
ストップ高。主要物流拠点の日野フルフィルメントセンター(東京都日野市)を大幅に増床したと発表している。EC通販市場の拡大などで取扱量が増大しており、フルフィルメントサービスの受注体制の強化や拡大を図るため。増床により同センターは延床面積が6553平方メートル(1982坪)から1万2415平方メートル(3755坪)と約2倍の広さとなる。今後もEC市場は拡大するとの見方から増床が好感され、買いが集まっているようだ。

<4436> ミンカブ・ジ・インフ 3315 0
朝高後、値を消す展開。暗号資産取引所システムなどを手掛けるCXRエンジニアリング(東京都千代田区)と資本業務提携すると発表している。共同で暗号資産取引所・FX取引所システムのパッケージを開発して事業を展開するほか、金融商品の保有状況管理や取引をワンプラットフォームで提供可能なサービスを開発する。また、ミンカブ・ジ・インフォノイドはCXRエンジニアリングの第三者割当増資を引き受け、資本参加する。 <ST>
配信元: フィスコ

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