グローセル、今期最終を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/09/30 15:00
 グローセル <9995> が9月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結最終損益を従来予想の4億円の黒字→8.7億円の赤字(前期は3.6億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結経常損益は従来予想の5.4億円の黒字→7.1億円の黒字(前期は2.6億円の赤字)に31.5%上方修正した。
 同時に、4-9月期(上期)の連結最終損益も従来予想の1.8億円の赤字→12.3億円の赤字(前年同期は3.9億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (第2四半期累計期間連結業績予想修正の理由) 売上高は当初予想を若干下回るものの、販管費及び一般管理費の圧縮に努めた結果、営業利益、経常利益においては前回予想を上回る見通しです。 一方、経営基盤強化施策推進に伴う希望退職者募集の結果発生する特別退職金の費用約11億円や営業拠点廃止に伴う資産売却等による損失約8千万円を特別損失として計上することにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想を下回る見通しです。 以上の理由により、令和 4年 3月期 第2四半期累計期間連結業績予想を上記のとおり修正いたします。(通期連結業績予想修正の理由) 令和 3年 8月3日に公表いたしました「主要取引先の商流変更に関するお知らせ」の通り、当社主要取引先のルネサスエレクトロニクス株式会社の産業関係顧客向けビジネスは2021年12月末を以って終了となりますが、自動車分野向け販売、他電子部品販売が堅調な見通しであり、売上高は据え置きいたします。 併せて経営基盤強化推進の一環としての販管費及び一般管理費の圧縮を行うことによる効果が見込めることから、通期連結業績の営業利益、経常利益の見通しは前回予想を上回る見通しです。尚、親会社株主に帰属する当期純利益は、第2四半期連結累計期間予想を踏まえ修正いたします。 ※1株当たり当期純利益の算出にあたり、今回修正予想では2021年6月30日時点の期中平均株式数(自己株式数を除く)を用いております。なお、株式付与型ESOP信託口及び持株会型ESOP信託口が保有する株式(2021年6月30日時点:1,642,650株)についても、自己株式に含めております。※本資料に記載されている業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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