堺商事、上期経常を一転13％増益に上方修正、通期も増額、配当も10円増額

　堺商事 <9967> [東証２] が9月16日後場(14:20)に業績・配当修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3.4億円→4.4億円(前年同期は3.9億円)に29.4％上方修正し、一転して12.8％増益見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の6.7億円→8.4億円(前期は8.6億円)に25.4％上方修正し、減益率が22.8％減→3.2％減に縮小する見通しとなった。

　同時に、今期の上期配当を従来計画の30円→35円に増額し、下期配当も従来計画の30円→35円に増額修正した。年間配当は70円(前期は60円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期連結業績予想につきましては、国内における環境・機能材料や電子材料の需要の回復や衛生・産業材料の堅調等の要因により、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が前回公表の業績予想を上回る見込みとなりましたため、上表のとおり修正いたします。(注)業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

　2022年3月期の配当予想につきましては、中間配当金を1株につき30円00銭、期末配当金を30円00銭、通期で60円と予定しておりましたが、当連結会計年度の業績が前回予想を上回る見込みであること、年間連結配当性向25％以上を目安とする配当方針を掲げていること等を勘案し、第2四半期末配当及び期末配当をそれぞれ5円増配して35円にいたしました。これにより、2022年3月期の1株当たり配当金は70円となり、前期と比較して10円の増配となる予定です。なお、当期の連結業績予想につきましては、本日公表の「2022年3月期業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照下さい。