ビイングHD、今期経常を22%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

配信元:株探
投稿:2021/09/15 16:30
 ビーイングホールディングス <9145> [東証2] が9月15日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。21年12月期の連結経常利益を従来予想の8.2億円→10億円(前期は7.9億円)に22.0%上方修正し、増益率が3.1%増→25.8%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.7億円→4.5億円に64.5%増額した計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→23円(前期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 第2四半期決算発表時においては、新型コロナウイルス感染症の収束が見込まれず、事業環境の先行きが不透明な状況にあることから、2021年2月12日に公表した通期連結業績予想につきましては変更いたしませんでした。しかしながら、既存業務が順調に拡大していること及び前期稼働の4センターにおいても順調に通年計上となることから、営業収益においては、前回予想を上回る見込みであります。また、自社開発のPMS(生産性管理システム)を活用して、既存業務の見直しによる作業効率を改善し生産性が向上していることに加え、自社雇用への切り替えを前期から継続したこと、自社開発のTMS(輸配送管理システム)を活用して、物量にあわせて合理的に配送コースを切り替えるなどの対策を継続したことにより、営業原価が圧縮し、収益率を改善した結果、各段階利益についても前回予想を上回る見込みであります。

 当社は、株主還元を経営上の重要な課題と認識しており、業績や事業拡大に向けた資金需要に対応した内部留保の確保を総合的に勘案した上で、長期的に安定した配当を継続することを基本方針としております。期末配当予想につきましては、通期連結業績が前回予想を上回る見込みであること及び収益を安定かつ継続的に確保する見込みであることから、前回公表の1株当たり20.00円から3.00円増配し、23.00円とさせていただく予定です。
配信元: 株探

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