マックハウス、今期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/09/15 15:00
 マックハウス <7603> [JQ] が9月15日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年2月期の経常損益(非連結)を従来予想の2.5億円の黒字→7.3億円の赤字(前期は11億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
 同時に、3-8月期(上期)の経常損益も従来予想の0.5億円の黒字→4.5億円の赤字(前年同期は7.1億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 第1四半期につきましては、全国的に気温が高かった日が多く、春物、初夏物商品が堅調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きかった前年に対し、既存店売上前年比130.5%、既存店客数前年比121.2%、既存店客単価前年比107.7%に止まりました。第2四半期につきましては、新型コロナウイルス感染症急拡大による緊急事態宣言の延長などにより、外出自粛傾向が強まり、客数が大きく前年を下回り、既存店売上前年比86.1%、既存店客数前年比80.9%、既存店客単価前年比106.4%となりました。これらの結果、第2四半期累計期間における販売実績は、既存店売上前年比104.9%、既存店客数前年比96.7%、既存店客単価前年比108.5%となりました。第2四半期累計期間における業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響は継続するものの、徐々に客数は回復することを想定しておりましたが、前述の通り、コロナウイルス感染急拡大により、計画を大きく下回りました。また、話題性の高いコンテンツ企画、主力ブランドディッキーズのキッズ取り扱い開始、冷感・抗菌機能商品の拡充など幅広いニーズに対応する取り組みを行い、客数の回復に努めてまいりましたが、既存店客数前年比96.7%と前年を下回りました。利益面につきましては、値下げ販売の抑制、販売費及び一般管理費のコントロールを行い、営業利益の確保に努めましたが、売上高の大幅な減少により、業績予想を下回る結果となりました。以上の結果、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益は前回発表予想を下回る見込みとなり、第2四半期累計期間の業績予想を修正いたします。なお、第3四半期以降につきましては、立地特性を考慮した品揃えの変更、冬の機能素材商品の拡充など、一層の業績回復に取り組んでまいりますが、引き続き新型コロナウイルス感染症による影響が不透明であるため、通期の業績予想においても修正をいたします。
配信元: 株探

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